新NISAで疑問だったことを考察してみた
あと2ヶ月で新NISAが始まる🥸
なんとなくは理解しているつもりだけど、素朴な疑問があったから、今後の投資方針検討のためにも解決しておく。
基本的なところでNISAがお得な制度なのは確かだけど、損したくない心理を直撃する制度なので、撤退タイミングを逃す確率が高いから苦手。
疑問① なぜ、つみたてNISAが年間120万、成長投資枠が240万なのか
これは金融庁が掲載していた資料で簡単に掲載されていた。
- 現状のつみたてNISAの上限が年間40万で12で割れないことから、12で割れるようにした。
- 資産所得倍増プラン達成のための施策であること。
12で割り切れるためなら60万を上限としても良さそうなもんだけど、倍増させるのに1.5倍だと足りないから最小公倍数の3倍で120万。成長投資枠はそのまま倍増で現行の120万から240万に拡大。単純明快でわかりやすい。
疑問② なぜ、5年分の1800万円が上限
老後2000万円問題、現行NISAの踏襲、大金持ちを優遇する制度ではないなどが理由かな。一般的な世帯であれば、1800万円ですら5年間で新規に捻出するのは難しいので、ほとんど全ての一般的な世帯では、実質的に上限気にしなくていいレベル。
疑問③ 新NISAが与える市場へのインパクトはどの程度
ここが1番気になるところ。単純計算してみる。
金融庁が新NISAで目標としている新規での買付金額は、年間で現行の28兆円から56兆円に倍増といもの。ちょっと厳し目の目標だと思うけど、夢物語でもなさそう。純増分28兆円として、5年で140兆円として計算。
日本株式市場の時価総額がざっくり860兆円くらいだから、5年後には15%(年間3%)くらいのインパクトになり、けっこう大きい。勢い落ちても、6年目以降も新規流入あるだろうから、早めに始める方が恩恵受ける可能性は上がりそう。
苦手だからと敬遠してられない感じ。資金確保が最優先。ぼちぼちと銘柄も探し始めなければ。