消防法のおさらい 1

化学業界に所属している人の大半が持っている危険物取扱者(乙4とか甲)。試験の直前には勉強しました。消防法についても勉強しました。でも、消防法の内容なんて覚えていないのが普通だと思います。

化学プラントの工事に携わっていると、日常業務の大半で消防法に関係するので、各人が各々の判断で消防法と格闘しています。これまでの経験だったり、先輩のやり方を見てだったり、その判断基準は必ずしも消防法にあるとは限りません。でも、守るべきは消防法です。消防法の目的と概要を再認識してみましょう。

【法律の目的と概要】

消防法は、火災の予防・警戒・鎮圧により、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災・地震等の災害による被害を軽減し、安寧秩序を保持して社会公共の福祉を増進することを目的としています。主な規制事項として、以下のものがあります。

 

(1)防火対象物の管理

防火管理者の選任、消防計画の作成、非難訓練、消防設備等の点検及び整備、火気使用・取扱いの監督

(2)火災の予防

高層建築物、地下街等の防炎対象物品(カーテン、じゅうたん等)の防炎性能についての基準、火災予防に重大な支障を生ずる恐れのある物質の届出 等

(3)危険物の管理基準

危険物の貯蔵及び取扱いに関する基準、危険物の運搬に関する基準 等

(4)消防用の機械器具

  一定の形状等を有することを担保するための基準 等

これらの目的を意識していないと、申請漏れや無許可工事が横行してしまいます。防火管理者が責任者ですが、私は防火管理者が機能している状況に出会ったことがないので、工事担当者が踏ん張らないと会社は潰れてしまうぐらいの意気込みで対応しましょう。

次回は消防法上の危険物について説明します。

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