商業簿記 6.2 ー売却・除却・廃棄ー

問題6-8

20X3/8/31に備品を¥480,000で売却し、代金は翌月末に受け取ることとした。この備品は20X1/4/1に購入(取得原価¥640,000)した固定資産である。残存簿価ゼロ、耐用年数8年、償却方法は定額法によっている。減価償却費は月割り計算により形状すること。3月末決算。

(1)記帳方法が間接法だった場合の備品の売却仕訳。

<下書き>

1年分の減価償却費 (640,000 – 0) ÷ 8 = 80,000
当期首減価償却累計額 80,000 × 2年分 = 160,000
当期の減価償却費(4月 – 8月) 80,000 × 5か月分 = 33,333

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(╭☞•́⍛•̀)╭☞ヒント 間接法は固定資産を直接減らすのではなく、減価償却累計額を計上し、これまでの償却額の合計を表示する方法

(2)記帳方法が直接法だった場合の備品の売却仕訳。

<下書き>

1年分の減価償却費 (640,000 – 0) ÷ 8 = 80,000
当期首の減価償却累計額相当額 80,000 × 2年分 = 160,000
当期首の備品の帳簿残高 640,000 – 160,000 = 480,000
当期の減価償却費(4月 – 8月) 80,000 × 5か月分 = 33,333

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(╭☞•́⍛•̀)╭☞ヒント 直接法の仕訳では、固定資産から減価償却費を直接差し引く

問題6-9

期中に営業用車両を下取りさせて、新たな営業用車両(¥3,600,000)を購入した。購入価格との差額は月末に支払うこととした。

<旧車両>
 取得原価¥3,200,000
 当期首から下取りまでの減価償却費¥200,000
 前期首における減価償却累計額¥2,400,000
 下取り価格¥300,000、間接法で記帳

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(╭☞•́⍛•̀)╭☞ヒント 下取り価格と新規取得価格を相殺する

問題6-10

使用中の備品(取得原価¥600,000、減価償却累計額¥360,000、間接法)を期首に除却した。その備品の処分価値は¥120,000と見積もられた。

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(╭☞•́⍛•̀)╭☞ヒント 使わなくなった固定資産を倉庫などに置いておくことが除却なので、貯蔵品となる

問題6-11

おいぷら(株)は備品(取得原価¥640,000、減価償却累計額¥560,000、間接法)を期首に廃棄した。なお、廃棄費用¥100,000は小切手で支払った。

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(╭☞•́⍛•̀)╭☞ヒント 廃棄費用まで含めた額との差額

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