2023年5月17日 / 最終更新日時 : 2023年5月24日 yo1028yu0424 プラントエンジニアリング 15 総括伝熱係数 熱交換器の冷却熱量を計算する前に、便利な総括伝熱係数を説明します。 総括伝熱係数は単位面積、単位時間、単位温度差(対数平均温度差)当たり伝えられる熱量を表しています。 この数値が大きい熱交換器ほど熱交換がよく行われ […]
2023年5月15日 / 最終更新日時 : 2023年5月24日 yo1028yu0424 プラントエンジニアリング 14 低温倉庫の空調 前回は試験室の空調について説明しました。温湿度条件と風量さえ決めてしまえば、低温倉庫でも考えは同じです。 危険物倉庫は最大で1000m2が上限(消防で決まっています)なので、1000m2の倉庫を考えます。外気条件は塗 […]
2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年5月24日 yo1028yu0424 プラントエンジニアリング 13 試験室の空調条件 前回は塗装ブースの説明をしましたが、冷温倉庫や試験室との違いは空気が循環するかどうか。 塗装ブースの場合は、せっかく空調した空気を全て捨てるので、目標とする温湿度にまで常に外気を空調する必要があります。塗料に含まれる […]
2023年5月13日 / 最終更新日時 : 2023年5月24日 yo1028yu0424 プラントエンジニアリング 12 空調機の冷却熱量 ~風量~ 空調機の温湿度条件は気象庁のデータなどから安全側となるような条件を導き出します。 温湿度が決まれば、次は風量です。 塗装ブースの場合は実際に塗装する場所の断面積に制御風速を掛けてやればいいだけです。 間口が3mで […]
2023年5月13日 / 最終更新日時 : 2023年5月24日 yo1028yu0424 プラントエンジニアリング 11 空調機の冷却熱量 ~温湿度条件~ 湿り空気線図線図を使えば比エンタルピーから空調能力の計算ができます。重要なのは、空調といえば湿り空気線図ということが頭をよぎるかどうかです。頭の片隅に入れておきましょう。 肝心の前提条件の決め方を考えていきましょう。 […]
2023年5月12日 / 最終更新日時 : 2023年5月24日 yo1028yu0424 プラントエンジニアリング 10 空調機の冷却熱量 ~湿り空気線図の読み方~ 湿り空気線図に出てくる言葉の意味は理解できたものとして、実際に使い方の説明に入ります。 例えば、夏場で乾球温度35℃、相対湿度が80%だとします。暑いので、乾球温度28℃、相対湿度が60%にしたいとします。 まず初 […]
2023年5月11日 / 最終更新日時 : 2023年5月24日 yo1028yu0424 プラントエンジニアリング 9 空調機の冷却熱量 ~湿り空気線図の用語~ 空調機といっても、一般家庭にあるエアコンから大型の倉庫をまるごとの空調機まで幅が広いです。 でも大丈夫。基本は分散機と同じ、熱交換をするだけです。恐れることはありません。冷却熱量の計算が若干違うだけで、後の流れは分散機 […]
2023年5月10日 / 最終更新日時 : 2023年5月24日 yo1028yu0424 プラントエンジニアリング 8 圧力損失 前回をまとめると、『熱交換するような場合は乱流だから、圧力損失は常に考慮しましょう』ということです。 そんなわけで分散機の圧力損失を考慮しましょう。 分散機に冷水を流すところはジャケットと読んでいます。 分散機の […]
2023年5月9日 / 最終更新日時 : 2023年5月24日 yo1028yu0424 プラントエンジニアリング 7 ベルヌーイ 前回までで、分散機に必要な冷却熱量、冷水の温度、冷水流量の決め方を説明しました。モーターの定格容量の80%、温度差20℃、入口-出口の温度差5℃というだけのことです。 ここまで決めることができても、実際に冷水を流せな […]
2023年5月8日 / 最終更新日時 : 2023年5月24日 yo1028yu0424 プラントエンジニアリング 6 冷水流量の決め方 前回の復習から。 モーター定格容量×80%=必要な冷却熱量 この2点が重要でした。 全部を覚える必要はありません。そんな考え方があったことだけを覚えていれば、調べることができます。何度も調べれば、勝手に覚え […]