20 空想工場の設備
冷却熱量を考えるために、分散ラインを複数もつ工場を想定します。
まずは分散ライン×12ラインの工場を想定しました。
モーター容量の80%を冷却熱量として想定しました。
各ライン毎に24時間夜間も運転する場合と、昼間だけの場合の2パターンも想定しています。
次に設備を洗浄する溶剤を再生する装置も設置します。
再生する溶剤の処理量を1,500L/hrとします。
冷却の対象が高温となるので、冷凍機までは不要。冷却塔で十分対応できます。
以上で工場の主要設備が必要とする冷却熱量を導き出せました。
次は工場の空調能力を決めていきます。