パナソニック不正の影響を考える

リークしてたんだろうなぁ、不自然な下がり方してたもんなぁ。

パナソニック子会社の不正が従業員の申告で明るみに。申告したのは品質検査してた方みたいなので、今回報道されたもの全てが申告によるものではなく、社内調査したあとの発表ということだろうな。十分に情報がリークして、準備する時間があったってことだろうな。悪質さの根が深い。

不正内容の詳細まではわからないが、業績へのインパクトでこわいのはアメリカの制裁金かな。懲罰的な意味も加わるし、2018年に公務員への贈賄で制裁金くらってるからその上をいくのかも。今回は保証も加わるかも。

2021年には資格不正取得も発覚してて、こちらも1980年くらいからみゃくみゃくと受け継がれてきた企業風土なんだろう。

1980年は松下幸之助が松下政経塾を設立した年で、その3 年前の1977年に新社長が就任。バブル景気で沸いていた頃。創業者の監視がゆるくなって、何をやっても業績は右肩上がりでガバナンスなんて言葉がなかった時代に不正が始まったのかなって想像してしまう。

どう転んでも、パナソニックは必要な企業で今後も存続するとは思うが、心配なのは株価。大きく下げた場合、そこが買い場なのかとうなのか。

仮に税引前利益で10%くらいのインパクトが制裁金なり保証金で発生したとして、EPSがさっくり197.1から180くらいまで低下する感じかな。今の株価水準ならPERは7.2から8.0くらいまで上昇するが、株価も下げるので参考にならない。配当維持したとして、配当性向はそれでも20%に届かない。BPSへの影響は軽微で指標には表れない気がする。

ということは、今回の問題でパナソニック本体としての株価指標には大きな影響ないのかも。だとすると、割安に見える指標に期待して大きく下げれば買い場ということかな。一時的に10%くらいは下げるかも。1,350円くらいから買い下がる感じかな。その前に恐いからポジション縮小しとくかな。

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