発注と受注確認
発注と受注は双方向でなければなりません🥸
当たり前のことですが、実際の事業者間の取引を取り扱ったことがなければ当たり前のことすぎて気づかない場合が多いようです。
個人でネット注文するとメールで受注確認のメールが返ってきますよね。もし返ってこないなら、注文が成立していないことになります。テレフォンショッピングだと、電話で相互確認できていることになります。対面での買い物もその場で相互確認できているので同様です。
企業間の取引の場合、条件によって取扱いが違ってくるので、感覚と違ってきます。
個人のように電話や対面で取引をする場合、それだけで意思確認が完了していると見做すことができますが、証拠が残らないので言った言わないのトラブルに発展することがあります。
慣例的に口頭だけで売り買いをしている場合、慣例による信頼関係が重要視されて契約成立となります。契約は成立しますが、下請法などの制約で書面での契約書が必要な場合もあります。どっちにしても、証拠は残す方が確実です。
証拠を残す場合、今後はインボイス制度と電子帳簿保存法が問題になります。
紙でやり取りすることが禁止されるわけではありませんが、見積書や注文書をPCを使って作成している場合は、紙のやり取りで完結させるのは不可能に近くなると思います。
大きな理由は2つかと思います。
1つは見積書から請求書に至るまで一元管理を要求されていること。紙で一元管理するのは不可能に近いと思います。
もう1つは1度電帳法で保存された帳票は紙で保存できない点です。改ざん防止の観点からは納得できますが、ハードルが格段にあがる制度で、結局、過渡期は二重管理となる気がしています。
世間は準備できてるのかな🤔